盲腸の静かな夕べ

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日記

 最近体調に問題がなかったので、M-1観戦を機に、微アルなるビールを飲んだ。いろいろと食べたりもしたせいか、今日は体調が悪い。最悪だ。来月に胃カメラが控えてはいるが、非びらん性胃食道逆流症というやつではないか、と勘ぐっている。「治らない」という検索サジェストが不穏だが、自己診断はせずに、とりあえず平穏にすごしたい。

 ずっと『マリグナント』の記事を書こうとしているが、徐々に参照項が増えてきていて、それの処理がおっついていない。しかしこういう作業は楽しいものだ。そのせいでその他の映画をいろいろとみられていないので、今週は仕事の暇にかこつけて『ラストナイト・イン・ソーホー』、『偶然と想像』はみたい。これらもヘビー級だとは思うので、それらに私の『マリグナント』欲がつぶされないといいが、大丈夫であろう。

 先週、実写版のカウボーイ・ビバップを見終わった。一気見するほどは気が乗らず、ちまちまと消化していた。結末は意外とアリだなと思った。ただもう、これは女傑誕生物語でしかなく、10話かけてこれか……というがっかり感もいなめなかった。巨大資本になると、どれだけ作品に思い入れがある人が集おうと、なかなかうまくいかなかったのではという哀しさを覚える。スパイク役の人は結構好き。やはり関係性の描き方に問題がある。
 このうまくいかなさには言語の壁が影響している、という記事が面白かった。アニメにおいて日本語→英語に翻訳されたものが、実写で仕上がった英語オリジナルの脚本が、また日本語に翻訳される。そこで取り落とされたものの多さたるや、という内容だった。なるほどなー。

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