盲腸の静かな夕べ

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日記:生存記録/干し豆腐

4月6日(木)

中原昌也のフェイスブック生存記録(この前十分くらいだけきいたドミューンで話されていた)を少しだけ読んだら元気になってきた気がする。ここ最近はtwitterみる暇があったら平山夢明を読むと楽しいよという気持ちでやっていたが、「いま、殺りにいきます」があまりにえぐくて、(平山夢明をはじめて人からすすめられた時に紹介されたエピソードがこれに収録されていると読みながら気がついた)ストップしていたので、何もやりたくない時などに開くのは生存記録にしようと思った。「いま、殺りに〜」はつまらないとかではなくて、人生で初めてグロすぎて開きたくないと思った。やっぱり実話ベースなのがきついのかもしれない。
昼、新しくできた中華料理屋にいって、キラキラしているがおしゃれとは言えない真っ赤な空間で酢豚を食べた。添えられた副菜が、全て同じ香りがするゆで卵とミミガーを固めたやつと野菜炒め? だった。酢豚は美味しかったが副菜が人生で食べた中華のワーストだった。そのあとあった人に、野菜炒めに入っていた謎の食材について説明していたら、それ干し豆腐じゃない?といわれた。干し豆腐のようだった。私は硬めの湯葉と説明していた。タンパク質が豊富で筋トレにいいらしい。
風が強い。救急車の音を通勤の往・復で4回もきいた。低気圧で頭痛がするかはランダムだが、特別調子が悪いというわけでなく調子が変になる、というので自律神経がやや狂っているのがわかる。昨夜は眠れず2時すぎまで「中二階」を読んだ。別役実の、づくしシリーズとか思い出す。何をモチベーションに書いているのかわからない狂気のユーモアみたいな。わりと好き。そのあと深夜の音楽食堂をきいて、最初の曲だけは聞けたはず。安定して睡眠導入によく効く。

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