日記:レモンとうめぼし
12月28日
寝る前、15分くらいしか時間をとっていなかったと思うが、「怪談小説という名の小説怪談」と「カンバセイション・ピース」両方を読み終わった。この日記をのぞいてくれている人にはまだカンバセイションピース読んでたのかと思われそうだが、なんだかもうこの本1年くらい枕元に置いていた気がする。というか最後の多分10Pくらいになって、数ヶ月開かなくなっていた。ゲームをボス戦の前でやめるのと同質かはわからないけどそんな感じで読み終わるのを先延ばしにしていた。
この分厚さでこういう話だと浅く潜ってすぐ顔を出すみたいな読み方になる。集中して読んでいるところもあれば目を通すように読んだところもある。「怪談小説〜」の方は最後の「怪談怪談」がよかったなと思う。
というところまで一昨日書いてまた途中で止めていた。
年末に実家に行くので、あと父親が基礎疾患持ちなので、一応近所でやっている無料PCR検査に申し込んで、行った。予約がすぐとれて、もうあんまり必要とされていないのか、それとも認知されていないのか。
はじめてのPCR検査だった。説明を受けて、レモン(断面と、しぼって汁が垂れている写真の2種)とうめぼし(置いてある梅干しの写真2種、被写体との距離が少し違っている)をみながら唾液を綿棒に吸わせた。
もう冬休みに入っている人も多いのだろう、検査会場のある公園には親子がぽつぽつと居て、古風な柄の凧揚げを持った父親がいた。その横の電灯に、凧揚げについての注意書きがあった。危険だからやめろとか書いてあるのかと一瞬思ったけれど、強風には注意しましょうというものだった。