盲腸の静かな夕べ

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日記:いろいろな戦

11月7日

会社のことで情緒が変なことになっていて、フリーランスの実用本みたいなものを読んでいたと思いきや「人は2000連休を与えられるとどうなるのか?」を読んでみたり、読むものもごちゃごちゃしている。契約のことでメールを2時間以上かけて書きながら、ぼろぼろ涙をこぼしてみたり、変な過ごし方だ。
昨日はいろいろなものを放り出して、やっぱこれがねえと!という気持ちで友人と怪談最恐戦(配信)をみていた。みてよかった。語りのプロたち。一人、この人の語りは文章を読んでいるようだと思った方がいて、そうなると微妙に入り込めない感じがする。不思議だ。
決勝の伊山さんは、年代が多分近いのか、青春期のホラーとしてものすごくささるところがあり、そして断トツに怖かった。対抗の毛利さん、私はこちらに票をいれさせてもらったが、じわじわどこからやってくる怖さかわからないものが侵食してくる感じで、そしてどこか物悲しさがあり、決定的な現象は起こらずとも語りの強さがあった。満足。

気がつけばブンゲイファイトクラブも一週間が経った。CDグループ触れていなかったので備忘録的に。「三箱三千円」、ガンガン強く印象に残る言葉が並べられるけど、映像のような間も確かに感じられる。殺してよ、と死ぬなよ、の噛み合わなさの決定的な感じ、、。「父との交信」、途中のパパの音声入力から、ミユちゃん側のメッセージも音声的になって、知らないコミュニケーション(他人の親子のものだから?)になる。最後のパパからのメッセージが好き。「校歌」、他人との境がまだゆるやかな子供の世界を読んでいたら、勢いよくポイ捨てする先生に普通にびっくりしてしまった。こういうのを読むと、小説を読んだなあ、という充実がある。「神崎川のザキちゃん」、好きで何度か読んでいる。ザキちゃんは昨日までは元気なかったんだろうか。
全部まとめて書こうと思ったけど今日はこのへんで。中途半端。

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