日記：ファンの話
10月13日
夜通し働いたり、仕事かと思ったら休みのような日になったり、なんだかよくわからない日が続いている。合間に短編を一個書き終えて、明日にも一本100字を仕上げようと思っている。本を読む気にならなくとも書くものがあると時間つぶしには困らない。今日はなんだか服装を間違えていて、寒い。ちょうどよいジャケットを探し続けている。
10月14日
と、いうところまで書いて止めていて、これを書いているのは15日の久しぶりの休みで、内容としては14日のことを書こうとしている。いろいろとごちゃついていた仕事が終わり、そのあとでユーミンファンの人の話を聞いて雑談していた。50周年の記念ベスト盤が出ていて、そのベスト盤がベストすぎてやばいのだという。そもそもユーミンは結構な頻度でベスト盤を出していて、しかし曲数が多すぎるためか、近年はコンセプトのあるベスト盤をつくっていたらしく（恋愛などのテーマ性がある）、本当のベスト盤は今回のものが決定版らしい。その中に入っている新曲をきかせてもらった。それは昔のユーミン（荒井由美時代）の声をAI化して現在のユーミンとデュエットさせているというもので、歌詞内容的にもMVも、昔のユーミンに出会う、という物語が大筋としてある。ラジオから聞こえてくるような設定と、昔のサウンド、そしてMVはレトロフューチャー、しかし令和発売、という時代のめちゃくちゃ感がすごくいいなと思った。