盲腸の静かな夕べ

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日記

9月4日

最近ドライマウスな気がする。口内炎がやたらできるのもそういうことなのだろうか。水虫だし口も臭いのはだめな気がしてきた。歯医者に行こう。
体についてダメに思うことは年齢的にそこそこあって、胃もそうだけど、体型。運動不足の痩せ型で、嫌だから久しぶりに最近リングフィットを再開したが、やらないよりはまし、くらいの運動量だろうな。体が変化するのを見たいと思う(動け)
というのでバランスボールを検索したりしていた。失敗の未来が見えるのにこうして人は物を買うんだ。
以前詩や小説を書く人と話していて、筋トレはやると勝手に充ちてしまう部分があるからダメだ、と彼は言っていて、その考え方もわからなくはない。精神的充足を筋トレで埋めるというのには、抵抗したって埋まってしまうというような強制感がる。でもホルモンバランスや自律神経の状態に強く揺さぶられる生活を送ると、そんなこと言ってないで健康にならないとまともに文字も書けん、と思う。というか普通に筋肉がある体が好きというところもある。

とんでもないデブが出てくる「Ωの聖餐」を読んだ。フォーカスされるわけではない、とんでもないデブ(オメガ)の化け物を飼うのが趣味のボス、という設定の気味悪さが本当にいいなと思った。平山夢明の、グロいことが本当に大切で重要、という姿勢が好きだ。
この話は脳みそを食べる話でもあるのだが、また寝る間際に「カンバセイションピース」を読んでいて、猫の小さな脳みそに人間の悲しみが宿っているとしたらそれはかわいそうなことだという話があり、オメガの脳みそはデカかったのだろうかということをぼんやり思った。

一日中仕事をしていて、予期せず土日仕事だったのだけれど、平日が突然休みになる嬉しさより、休日が仕事になる悲しみのほうがでかいなと思った。不安定な仕事なので、受け入れるのだけれど、それはそうとして、見通しが甘すぎないか?ということが結構ある。一件一件の開始はだいたい遅くなるのに、私の締め切りはいつも変わらないので、帳尻合わせの緩衝材として機能しています。

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