盲腸の静かな夕べ

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日記

8月28日

昼間は恋人とリ・ウーファンの展示を見に行く。とにかく寒かった。多分なにかの展示で作品をたびたび目にすることはあったかと思うが、考えたり、調べたりしたことがなかった。音声ガイドが無料だったので使ってみようという気になった。今までは聞くんだか見るんだかわからなくなってしまいそうだなと思って、ガイド的なものは敬遠していたのだが、いろいろ知りたいと思ったのだった。美術のこと知らずによく展示にいくけど、本当にそれよくないだろうという反省がある。が、音声ガイドの案内プリントだけもらうとそこには読み込みQRコードが書いておらず、多分入り口付近にあったのだろうが、戻るのも面倒だったので結局使わないで終わった。見えないものを見る、影を感じる、みたいな作品もあって、というかそれが通しての問いにつながるのだろうが、なんとなく「もの派」の勝手なイメージからすると意外に感じた。

夜、ちょっとした集まりがあって、場がうるさい時の自分の声の張りのなさ、軽薄なものいい、全部アホみたいだと思う。楽しかったのは前提で。
他人と朝まで話した、みたいなエピソードに出てくる人は大体いい人に思える。(朝までは絶対にいやだけど)自分も人とそんなふうに話せたらいいなと常々思うが、うまくいかない。人に「素朴ですよね」といわれる。私は必死に素朴をやっている面があるかもしれないと思う。

いろんな固有名詞をきいた
「九月の冗談クラブバンド」がただ爆走してるだけで面白いらしい、「バグダードのフランケンシュタイン」がとんでもで面白い、SFでおすすめなのは「ラルフ124C41+」、何かがクローネンバーグの「ヒストリー・オブ・バイオレンス」に似ている(何か、を忘れた)。

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