盲腸の静かな夕べ

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日記

8月22日

夜、9:57くらいに偶然、22:00に開始される緊Q特版の放送告知をみてそのまま12半くらいまで見続けてしまった。ゾゾゾのフェイクドキュメンタリー、Qは未見だった。というか特に追っていなかったので存在を知らなかった。寺内さんの作品はまともに見たのが境界カメラくらいで(DVDのほう。心霊マスターテープは途中までみたたしか)、あれは撮影側の心理描写とか喧嘩とかが盛り込まれ、その場その場で次の展開が違法建築のようにつくられていくのが面白かった。終盤の検証場面で友達と盛り上がって見ていたのを思い出す。最初の呪いのビデオの存在感が良いから成り立っていたのだと思う。
それで言うとQは全編その呪いのビデオみたいな雰囲気で、怖い。普通に怖いんだ……。
youtubeのコメントを垂れ流しながら見ていた。コメントは視聴済み勢がほとんどで、いろいろとネタで盛り上げていた。
Qは全12話で、全てバラバラの内容のフェイクドキュメンタリーなのだが、それのどことどこがつながるのか、考察が盛り上がりそうな内容だった。そして特版では、13話というものも挿入され、なおかつ本来の公開順とは違う、意図を感じる順番で一挙放送が行われた。やる気のある視聴者はちゃんとメモとかとって整理しているんだろうなと思うと良い文化だなと本当に思う。
或るブログ、というタイトルの話で、ブログ主の名が「オレンジロビンソン」というのだが、その個人ブログやってそうな絶妙なネーミング、どっからでてきたのだと思う。視聴者にもオレロビとして親しまれていて、こういうノリは懐かしく、好きだ。

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