盲腸の静かな夕べ

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日記

7月20日

水虫になった。嘘だろう……
5月くらいに兆候はあって、ただこれまでなったことがない&肌が弱くかぶれやすいために、一時的なものではないかと願っていた。が、大雨の日に丸一日ずぶぬれのスニーカーを履き替えられず(出張先であったために長靴を持っていなかった!)、その時に急激に悪化。それから3日後くらいにようやく時間ができたので病院へいった。ひえー
水虫という名前についた不潔なイメージはやはり症状からくるのだろうか(そういえば、父親は水虫だったような気がする、父親の汚れた足のイメージ)。みずむし、水、はとても綺麗なのに。虫、蒸し、湿気を感じのだろうか。みずむし、と平坦で読むから汚い感じもする。又吉と同じ発音で読めば汚さが軽減するかもしれない。
あと他にも足にダメージを負っていて、かねてから買おうと思っていたblueoverの革でできたビーサンをようやく買ったのだが、それが容赦無く足の甲の皮を削り、まあ軽い傷だろうと思っていたら、2日経っても組織液的なものが染み出している。膿んだのかもしれない。

ロブ=グリエの「消しゴム」をやっと図書館に返す。1ヶ月弱貸出期限を破ってしまった。解説にあった「視線派」というものが気になる。ロブ=グリエはやがて映画も撮り出すし、書き口も変えていくらしいのだが、出発点がこの「消しゴム」であるというのは、やはり気になる存在で。人間を深く描くのではなく(というより、人間なんてもとより深い存在ではない、という態度なのだろうか)、モノの徹底的な描写が空気をつくる。他にも変なところはあって、それは最後のページもそうなのだが、妄想が他の描写と同じ地平で書かれているというところだ。このあたりも、もう散々誰かが評しているのだろう。ということで、さすがにバルトをちゃんと読む時期がきたのではないか。これも読むのに時間がかかりそうだ。

夜は友人とやっとバチェロレッテをみはじめる。最近知り合いにそういうのみるんだ!?と若干引かれたが、確かに引く理由もわかるのである。でも面白いから見ている。友人たちとは事前公開動画をみて最後に残る男性を予想していて、私の予想していた1〜3位の男性のうち、2人が1話で落ちた。インタビューのしゃべり(事前公開動画)と、実際に人物と相対してしゃべる時の印象がまったく違っており、ここまで人間って見えないものなのかと驚く。もちろん演出で隠したり、みせるところを変えたり、というのはあるのだろうが。

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