日記:動物
5月16日(火)
内臓がざわざわして眠れないので日記を書く。寒いところにいたのが急に暑くなったからだろうか。
朝はストレッチしてラン20分。ミズノのポケットがついたパンツは良い感じ。これでスマホ問題は解決した。昼はteleを受け取りついでにFさんと食べた。夜に仕事の打ち合わせ。かなり急ぎで頼むとのこと。なんだかんだ全然休めん。
夜にトマトうどんを食べたのが悪かったかもしれない。トマトは胃の大敵である。数年前は毎朝トマトジュースを飲んで過ごしていたのになあ。
オーディブルではなんとなく「動物農場」を聞いている。朗読の演技の力の入れようがすごくて、そんなにやる!?と思っていたが、だんだん慣れてくる、というか、登場人物(動物)が多い場合の対策なのかもしれないと思えてきた。極端に変えられた声色によって発言者をかっちり認識させられる。
演技過剰は嫌だと思っていたけどこれはこれで受け入れるべきかもしれない。これはパフォーマンスではないので話が違うが、伊藤比呂美が、最近の朗読はフラットに読むのが多い、時代が違うという感じがする、というようなことを言っていたことがあって、私もフラットを良いものとして思いがちだけど、それはそれですごい偏りだなと感じたのだった。でも動物農場朗読はちょっと面白レベルまできているとは思うよ。程度。
動物農場を聞き始めたのは、先週「EO」をみていて、動物つながりでなんとなく。ロバ目線、というわけでもなく、ロバと世界との垣根を縦横無尽にカメラが飛び越えていくような感じだった。グリーンナイトみたような感覚と似ている。神話の彫刻って感じでそこまで深くは感動せず。開かれた門が印象的。人間の描写が好き。カサンドラがワインラッパ飲みするまでの過程を思わずにはいられないし、皿を割って脅迫してくるおばはん(なんか綺麗)とかめちゃくちゃ良かった。音で一番感動したのは、撫でられているときの毛並みの音で、撫でられているところをロバが思い出す時、頭に響いてきた内側の音というふうにごそごそと音が鳴っていてそれが感触になっていた。