盲腸の静かな夕べ

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2025-5-20

ミッドナイト・ゴスペルを久しぶりに見なおしていたら、アバター刑務所回で、人は個人として存在せず、生命のつながりの結び目として個人があり、そのひとつひとつが神であるというようなことを鳥が言っていた。先日Iさんの写真展示に行った際手に入れたIさんによる文章には「私は神を信じている」と書いてある。最近ぺらぺらめくっていた「すべての、白いものたちの」の作家の言葉では神を信じていないとハン・ガンは書いていた。自分を顧みると、神について考えたことは、多分、あるのではないか……(というか、一切考えないで生きることは無理ではないか)とは思うのだけれど、信じますかと問われると信じていない、と思う。鳥の話は存在についての話であり、別に信じる/信じないの話ではないんだよな。実際、そのようである、という事実認識の話だ。
Iさんの文章を読んで、母国語以外の言語を学んだほうが絶対にいいなと思っていたところ、Hさんがディスコで、꧁という文字があるんだ、と言っていて調べると(wikiだと)ヴァイ文字というそうだった。

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