盲腸の静かな夕べ

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2024-7-25

下高井戸シネマにてヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジと川でギャー二本立て。
そもそも濱口監督とかのアテネフランセのイベント行こうとOと話していたんだけど、チケット即完で行けなかったし、これはちょうどいいや!と思ってヴィレヴィレに。
オールタイムベスト映画。ヴィレヴィレにはなんか変に特別な感情を抱いている気がする。好きな映画とか舞台とか小説とかはあるが、こうハマる作品はほとんどない。毎回忘れているところと覚えているところがある。今までも死者がとてつもなく身近に映っていると感じていたが、最後の方のあやさんに死を色濃く感じたのは今回がはじめてかもしれない。今まではもっと恋愛とか夏感を全面に感じていた。最高の夏映画でもあるから。ビールが最も美味い映画でもある。
監督本人が、カットはやすぎる、と言っていたが、カットがわりのはやさは、現場でのカットをかけるはやさを理由としており、そもそも素材の長さが足りていないというギリギリ感が、つなわたりのようなヴィレヴィレのカットをつくっていたというわけか。カットはええ、っていうか、音でできるかぎり隙間を埋めるな、と見て感じていたけど、それがマイナスにはみてて思わなかった。この映画のリズムがある。
今回は古賀さんの強キャラ感がとても強く印象に残った。あやさんの電話シーンは毎回好きと思う。
この夏は缶ビールもう少し飲もう。
Uに会った。(2、3年ぶり?)Kさんにも会った。

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