盲腸の静かな夕べ

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日記:終わり

1月24日(火)

一週間ほど片頭痛が続いている。気圧とかホルモンバランスが関係するような軽い頭痛はこれまで何度も経験があって、それはコーヒーで緩和できると知っているからあんまりわずらわしいとも思っていない。今回の痛み方はほとんどはじめてだ。風邪の時の痛みと近いのかもしれないが覚えていない。そういうわけでしばらく運動を休んでいるが散歩くらいはしたほうがいいのかもしれない。大寒波が来るぞということで、こういう早朝にもFさんは散歩をするんだろうかということを考えている。

昼、会社で少々の作業を終えると、たまにいく店に入り、いつもは坦々麺を頼みがちなところ、いつもと違うパクチー餃子セットというのを頼んでみた。微妙だった。パクチー、香りが薄く、ほとんど草を食べているような感覚。そして焼き餃子をイメージしていたら水餃子だった。油淋鶏焼き餃子セットにすればよかった。次に入ってきた客がそれを注文していた。

自宅に戻りがてら東急の本屋に行き、「ロードムービーの想像力」と「ベルリンうわの空」の3巻を買う。最近、書店で本を買う時は大体ここで買っていたので、なくなったあとはどこで買えばいいのかわからなくなっている。大きい店舗で、しかしデパートの上だからか案外在庫が残っていたりして、重宝していた。東急の思い出はこの本屋にしかない。文房具が全部50%オフになっていて、スカスカになった棚もそのままにされていて、終わりに近づいていることがよくわかった。付箋が欲しかったので探したけれど、もう売り切れていて、変わり種のおしゃれな付箋とかしかなかった。今はペンにとりつけられる?付箋も売っているようで、そのパーツがたくさん残っていた。
他にも何か買うものはないかなと思っていろいろみてみたが、特に必要なものはなかった。同じようにうろうろしている人がそこらにいた。

夜、天気アプリが「雪」の表示を出していたので、自転車を中にいれておいたほうがよいかと思い、外に出た。風でゴミのペットボトルや空き缶のカゴなんかがふっとんでいて、それをもとに戻すために拾った。年明け、3日くらいだったか、マンションの前に年賀状がバラバラと落ちていたのを思い出した。配達の人が落としたのだろうが、私信がバラバラ落ちてると事件性を感じる。近所の住所のようだったので、探して、ポストにつっこんだ。

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