盲腸の静かな夕べ

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日記:想像のボルシチ

12月24日

はじめてボルシチを作った。食べたことがないのでそれっぽくできたかはわからないが、わりと美味しくできたような気がする。レシピは「亡命ロシア料理」から。ただ4、5時間煮込む時間はなかったので、1時間くらいしか煮込んでいない。
ビーツをはじめて買って、切るとすぐに赤い液が手やまな板に広がって、血まみれみたいになった。これは染みがとれないタイプの色じゃないかと危惧していたが、洗うとすぐに落ちた。あの赤は本当に鮮やかで異常で綺麗だ。「color out of space」っぽい。
レシピにはあらゆるものを「千切り」と書いてあったのだが、いわゆる日本人が想像する「千切り」とロシア人の書いた「千切り」は同じなのだろうか。翻訳の段階で何かが変わった可能性もある。やたらと線の細い具材の入ったボルシチになってしまって、合っているのか不安になる。ただ使う出汁に関しても、「家庭によって違う」と明記されており、何が正解とかはないのだろう。
調理中、今週のANNはいろいろと聴きたい、と思っていたので、とりあえずマジラブANN、ついで三四郎ANN途中まで。JUNKのカーボーイは先日途中まできいていたのだが、太田さんがウエストランドの親みたいな目線で語るのでほっこりした。そしてカーボーイ全然きいていなかったからわからなかったのだけど、道尾秀介がヘビーリスナーらしいことがわかった。
夜はアバターを見返していた。公開当時は3Dたのし〜みたいに見ていたと思うが、今みるといろんな「わかりやすさ」に笑ってしまう、し、公開当時何も思わなかったのかなと高校生の自分を顧みたりする。

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