盲腸の静かな夕べ

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日記:顔・頭痛

12月17日-18日

特定の人の顔が覚えられないという現象があって、その方の顔が薄いというわけではないし、顔を見ないで話しているというわけでもないし、嫌っているわけではない(むしろ好きな方)。しばらく他人としてお互い話してしまっていた。申し訳ないことをしているし、情けなくなる。次会った時にまた同じことをしてしまいそうで怖い。
朝は今年友達になった人たちとZINEを売ったりしていて、知らない人たちといろいろとしゃべった。14:00くらいに抜けて、タイ料理屋でカオマンガイを食べた。有名な店なのかもしれない。とてもおいしい。メニューに、「平日は生春巻きとトムヤムクンスープがつきます」と書いてあって、だけれど生春巻きとスープがでてきた。あとで他の客と話していたのを盗み聞いたら、平日じゃなくてもいつでもつけるようになったとのこと。
それから「イミグレ怪談」か「よく生きろ」かRAUの展示で迷って、RAUをみに黄金町まで行った。
数年ぶりの人々と会う。しゃべった。ロードムービー的な映像は車窓みたいにいつまででも眺めていられる。
展示にあったディスカッションのアーカイブみたいなやつを漫然と読んでいたので結局そんなに頭には入ってないのだが、ロードムービーとは結局どういうことなんだろう。この前見た面白映画「にわのすなば」はロードムービーだ!と確かに思った。
坂道は人を置かないと(からだを関係させないと)映像で撮るのが難しいというSさんの説明が頭に残った。
夜はジャックアンドベティで「ワイルドツアー」他、短編をみて帰る。土地のiPhoneでの撮影を挟んで、リアルな中学生とフィクションと恋(ヒューヒューというタイプの)がバキバキつくられる。
横浜のジョイナス地下でラーメンを食べて帰る。付き合いが長い人、短い人、もう今後付き合いがおそらくない人など、一日のうちにたくさんの人としゃべった。
雨のせいか、もしくは私特有の横浜病(東横でゆらゆら横浜に向かうと頭痛がするんだよな)のせいか頭が痛くて、コーヒーを飲めば治るとわかっていたけれど、そのまま寝た。朝起きてもまだ痛くて、ただ朝にコーヒーを飲めない(胃弱)ので、昼ごはんのあとに飲んだ。やはり頭痛は治った。18時間くらいずっと体がカフェインを求めていたんだなと思った。
いつもM-1の時に集まって観戦していたメンバーが風邪で(あと一人は帯広にいて)集まれないので、今年はそれぞれで楽しもうという話になった。

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