日記:デンタルフロス中級
台風のあと、気候が急に変わるのはいいことだ。午前中は仕事をして、午後はユリイカをみにいった。はじめてみた。説明するセリフがほぼないので、登場人物がこう考えている、とか、こうなっている状態、というのを画面全体から感じ取るしかなくて、だから登場人物には共感ではなく、ある他人としての距離感で接している感じがした。神視点みたいなショットも多いけれど、観者としては登場人物と同じ地平にいるというか。それにしても役所広司はその人物を生き過ぎていて、ひとつの人生で何回生きて死ぬんだろうと思う。邦画あるあるというか、時代なのか、方言だったり、自分の耳が悪いとか、いろいろな要因があるけど、何言ってるのかわからないところが結構あった。大きなエンジン音とかもあったしやっぱり意図的なのか。セリフって聞き取れなくてもよいのだ。
フロスが切れていたので帰りドラッグストアによる。今まで「初心者用」と書いてあったものを使っていて、フロスに初心者もくそもあるの?と思っていた。一個使い切ったし、もう脱初心者してもいいでしょ、というので他のを選んでみたが、確かに使いづらかった。初心者用は線が細いということだったのか。今回買ったのは、おそらくそもそも線が太いし、水分を含むとふくらむタイプのもので、歯間にはさまり、持っている指から紐がするすると抜ける。これはコツがいるぞと思った。フロス中級者になれるようやっていきたい。