盲腸の静かな夕べ

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日記

メルカリに出して即刻売れた靴を発送。もっとふっかければよかった。新たに服を一着出品。冬物をまとめてクリーニングへ。あとは引きこもって勉強ごとを片付けていたらあっとゆうまに夕方にさしかかってしまった。読書の時間がうまく取れない。
買い出しに行き、筍ご飯を炊き、茄子の揚げ浸し、ぶり照り。空豆は高かったのでやめた。
これについて何かしらの文章を書く課題があり、ホン・サンスの『自由が丘で』をみる。ホンサンスはズームがうけると一昨年くらいに友人が言っていた、その程度の認識でいて、みたことがなかった。一時間という尺感がいいな。加瀬亮の英語。最初の、犬の話がされてからしばらくしてカメラがパンし、犬が現れるというのがいたく気に入る(この映画の構成の圧縮だ)。
昔実家では猫を飼っていたというのもあり、基本的には猫好きという自認のもといるけれども、映画の中の犬は本当にかわいいことが多い。ジャック・タチの映画に出てくる犬もすごい好き。トラフィックのモップみたいなやつとか。
ほとんどが噛み合わない雑談みたいな映画だったので、さてこれについてどう書こうかなと悩む。雑談みたいな、といえばと思って「大豆田とわ子」のドラマの記事を思い出して読み返したりした。『大豆田とわ子』は、「劇的な物語」を拒否する「雑談ドラマ」だった
ズームのこととか考えつつ、でもそんなこと書いてもみれば誰でもわかるしなー程度のことしか思い浮かばんので、しばらく寝かせる。予定では怪談の推敲もすすめるつもりだったが、今日のところは諦める。

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