日記:ラストナイト・イン・ソーホーなど
映画『ラストナイト・イン・ソーホー』の内容に触れます。
今年のメインの仕事は今日で片がつき、「良いお年を」をたくさん言った。
晩御飯を食べる。家で食べると平気だが、外で食べると胃が緊張状態になり途中から辛くなってくる。量は少なかったため、はやめにサクッと食べたかった。しかし結局30分はかかった。ひどくはないとはいえ、私はななまがり森下と逆のパターンに陥っているのではないのか?と錯覚する。リハビリのためにも、定期的に外で食べよう、と決意する。
シネクイントで『ラストナイト・イン・ソーホー』をみる。エドガー・ライトの新作で、話題になっている。
何を面白がればいいのかわからなかった。よかったのは、鏡の向こうから、鏡を割ってエリーがサンディを抱きしめるところ。ただ、あれが他のシーンにどのような影響を与えているのかは皆目わからないのであるが……。
何かのオマージュや、曲に込められた意味などがちりばめられているのだろう、しかし『ベイビー・ドライバー』の時と比べて、その手つきが目立つし、かつ音楽演出によって強く心動かされた場面もないため、わざわざ調べなくちゃいけないのかい……と少しうんざりする。『ベイビー・ドライバー』はそれこそサントラも買ったし解説も嬉々として読んだ。この差は。
動きと音楽の連動は心地よいけれども、「夢」感の演出にすぎない感じも。音響は気持ちよかった。ひらけたホールに響き渡る流行歌には震える。
なぜ最後陳腐になってもサンディをちゃんと救わなかったのかと思うが、他人を頼ることで自分を見出していく、という軸がある中、サンディは自分の分身であるエリーに説得されてもどうにもならなかったのかもしれない。現実では歴然と他人なのだから、それによってなんやかや起こるとかじゃだめだったのだろうか。
友人と話していると、やはりミーンガールズ的ないじわるな同級生(笑)がなんなんだよという話題が出た。
追記:TURN TVの記事は短く情報がまとまっている。