盲腸の静かな夕べ

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日記:生活力

10月11日(水)
朝はいつもの雑炊から豆腐を抜いた。やっぱりいつも多すぎたんじゃないか?ということで。少し足りなかったので、無印バウムクーヘンの半分と、自作プリンも食べた。自作プリンうまく温度調整できるようになってとてもうまい。なめらかになるとこんなに味が変わった感じがするのかと感動する。
昼はごはん、ひきわり納豆、白菜と牛肉のとろみ煮、ポテトサラダ、にんじんサラダ。たくさん食べたいという気持ちが溢れ出すぎて最近はおさえるのに苦労している。食べすぎるとまた悪化するから。しかし朝ごはん食べ終わったあとにはもう昼ごはん何用意しようかなあなどと考えていて、なんだかすごい。生存本能的な何かが。食への執着がものすごい。
タイムライン上で見かけて、そういえば見ていなかったなという「mother!」を昨日見たのだが全然合わなかった。カメラワークとか音響は好きで充実していたし最後までたっぷり見られたが、聖書、ひいては地球、物語論にも解釈できるという内容が特に響かず。もっと「もう終わりにしよう」系だとなんとなく予想していたら違った。
絶望ラジオがとんでもなく面白く、生活の助けになっている。引用力を感じる。しかし最近世相にうとすぎるのでそろそろニュース番組でも聞こうと思いセッション(荻上チキ)にきりかえる。枠がまた変わっていた。ラジコできくと結構分割されていて慣れれば聞きたいところピンポイントで聞けそうでいい。
今年のことばの学校のアーカイブを亀のスピードでおっかけ再生していて、阿部公彦さんの回で「川端康成は変」という話がほんの一瞬だけあった。あといろんな理由が複合して「川端康成集 片腕」を今読んでいる。「白い満月」という今日読んだものが書き出しから終わりまですごくよかった。映像的、映画的に感じる。急にインサートみたいな映像の描写が入ったりする。
話の中で、結婚するということは生活力があるということ(恋愛を結婚という形式に固める)、というような記述があって、わかる〜と思った。周囲の友人は将来やることを考え、勉強をし、就職をし、結婚をし、子供を育てている。その生活力、というか、やりたいことだからやる、することをする、手順を踏んで困難を乗り越える、という真っ当さに憧れる。就職してからしばらくして聞いたその人らの話す会社で利用できる制度がちんぷんかんぷんだったという経験があり、こうして保障を存在するものとして認知できる側と、そうでない側が生まれるのだな……とショックを受けたりした。今年の夏はボーナスが出ていなかったりして、悲観的になっている。誕生日も迎えたし積立nisaでも始めるかとか考えていたら本当に悲しくなってきたのだ今日は。
夜にラブストリームスを見に行く。面白かったー。プールの地獄みたいなシーン本当に好きだ。会話のテンション的に川端のことをうっすら思い出しながら見ていた。食欲少しある?感じだったので帰りにスーパーでランチパック(卵)を買って帰る。
SNSをやっていなさそうな、一日一曲紹介するいいブログをまたみつけた。

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