盲腸の静かな夕べ

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2025-1-3

年末にインフルエンザ(多分)になり、熱だけは年内に下がったものの、頭痛や咳、倦怠感が残ったままである。夜になるととたんに元気なくなる。

ゲーム公開して、遊んでもらって嬉しいです!夏、秋と一本ずつ作っていたんですけど、(伯父さんの長くてつまらない話を聞きながら、好きなタイミングで寝るゲームとか)できあがりがしょぼくれて見えて、最終的にテキストのみのものをつくろうと、突発的につくったゲームでした。
昔ソーシキ博士が実況していたゲームの中に、「DAN DAN 心惹かれてく」のインストをBGMに、筋斗雲に乗った悟空を操作するだけのゲームがあったんだけど、ああいう著作権とかどうでもいいと思っている、自分一人しかやっていないんじゃないか?というような雰囲気がどうしても好きで。著作権は、まあ、守るとしても笑、自分がつくりたいムードをもう少しつかみたい。
正直ノベルゲームは全然プレイ経験がないのだが、仕事中は結構レトルトのノベルゲー実況とか垂れ流していて、その中に「街」という作品があり、あれは結構感動してしまった。当時の渋谷が豊富な写真と共に記録されていた。

「牛首村」をとびとびで見ていて、一応村シリーズ全部みてるけどいぬなきが一番面白かったかなあ?幽霊が普通に話しかけてくるやつ。牛首も、最後の方で怒涛のカットの割り方→双子が同画面に、という運びはそれなりのカタルシスがあったけど、それまでの画面近すぎやしないかという感が拭えず。そして田中直樹はなんでそこにいるんだよっていう。因習を描く時にありがちな女性被害問題がまたしてもあり、そしてすぐ死ぬ男問題もあり……。エンドクレジットで大量の双子の名前が出てきてそこが面白い。
「飯沼一家に謝罪します」。一気にみてしまった!後半出てくる岸本母の、演技体なのだが、時々真実味を帯びた絶妙に作られた感のある演技が面白かった。不自然だけどギリギリのラインで「怖い」に転じる危うさ。モキュメンタリーは、取材パートで妙に不要な部分が残っているという編集の雑味が気になるところは気になるのだが(というかそれはテラコーの癖なのかもしれない)、それがなかったらドキュメンタリー感薄まってしまうのかな。
「イカゲーム2」はもう少しやりようがなかったのか。相変わらずキャラ造形はいいけど。イビョンホンも良い(堤真一に似てる)。1話に関してはもっとコンユを信じて、クラシックの演出とかやめて欲しかった。
「SNS」をなんとなく今更見て、モザイク貫通システムは笑っちまったけど、あれ普通のこと言ってるだけなのに「いい男」と称賛されるの、バグすぎだろ!あとは、もはや当たり前のように顔の代わりに局部をうつしてる男の頭のイカれ具合が分かり易い。
「PIGGY」、なんか変な映画だったな。でもすごく丁寧だったし、あれだけ少ない描写で、偏執的な異常愛みたいなものを説得力ある形で描けるのはあんまりないんじゃないかという気も。始終雄叫びをあげているサラにグッときてしまった。
「私が諸島である」、ずっと読みたくて年始に読み始め。やっと読書の集中力が少しだけ戻ってきた感じ。かなり読みやすい。思っていた内容とだいぶ違っていたけど。今は戦略的な歴史の忘却(戦略的というか、そうなっているという結果論なんだけど)の段で、「歴史を学べ!」が大正義だと思っている足元を揺らがされる感じ。

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