盲腸の静かな夕べ

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2024-6-23

昨日地元の飲み屋に行って、私はほとんど酒は飲まないのだが、ビール、7%くらいのやつ、飲んだ。本当に飯がうまい店だ。移動して立ち飲み屋(ここでも烏龍茶とか、うすめに酒つくってもらったり)行って、そこはなかなか常連がフレンドリーに話しかけてくるところだったのだが、何かの拍子に関心領域の話になって、私はまだ見ていなかったのだが、見た方がいいと仕切りに言われる(行きたい)。
常連の女性は、少し前にドイツに仕事の関係でいたそうで、泊まっているところの隣の部屋(だったか家だったか)に、ウクライナから逃れてきた人が一時滞在していたらしい。昼間普通に生活音が聞こえるとこから、夜になると突如として泣き叫ぶ声、悲鳴に近い、が聞こえるようなのだった。そういう、音が表すリアリティについて語ってもらった。印象的な話だ。
私は決して飲み屋でのコミュニケーションに慣れている方の人間ではないのだが、こういうところで自分が大事にしている価値観とかをすっと話せる人には憧れる。政治の話も戦争の話も、普段から自分の実感として誰かに話したほうが、話せる方が、いいかもなと思う。これとは少しずれる話だが、最近、人との距離感に今更ながら悩むことがある。
今日は浅草のZINEフェスだった。tele-が全部売れてよかった。在庫を抱えずに野に放つ。それでおしまい。一野さんの展示にちらりといく(またゆっくり見たい)。ブラックジャックの自分オペの話、とても印象的で好きだ。それを解体したら地図になりました、で、それをそのままの形として見せてしまう胆力というのか、そういうアクロバットなところがビジュアルのすごさだし、ブラックジャックというモチーフへの着目がすごく興味のひかれる部分だ。偶然を作り出すための装置めいたものの機構がいい。
Mさんとも合流してフィリピン料理を食べる。台湾に行った話などを少しした。
書いてなかったけど最近みた映画
fall→あれぐらい鍛えたいよ
蛇の道(リメイク)→思ったより画角とかそのままのところもあって、昔いいと思った部分が今回もいいまま映っている感動。柴崎コウはコメットさんも兼ねている(フランス語すごい)。結構説明加えられていた部分も多かったけど、描かなくていい部分は描かなくていい、という割り切りの線の不明確さがやっぱりこうあってほしいと思う。哀川翔の異常さに柴咲コウが全然負けてないというか全然違う方向だったのがすごい良かった。
クリープ→おもろい
ナイトハウス→序盤の設定は最高なのにな

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