盲腸の静かな夕べ

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日記:トイレが広くてよかった

6月22日(木)
昨夜は激し目の胃痛。リビングをうろうろしながら「集合、解散!」の付録を読む。金川さんの日記に出てくるももちゃんマン、をももちゃんマン、としてただ認識していたが、その人の作品集を買っていたことを知る(しかも今週の頭に、珍しく書店に取り置いてもらって買った)。現代美術詳しくないし、特に追ってみているわけではないけど、かなり昔見た作品がすごくて、それで作品集も買ってみたのだった。植本さんの付録日記は前に読んでいたので、滝口さんのを読む。「自分にとっての尊さをどこまで他人つまり読み手がわかるように書くかで、出来事に属する尊さは自分にとってその出来事を思い出しさえすれば尊いが、その尊さを他人に伝わるように書くのであれば、書くべきは出来事よりも尊さの詳細みたいなことになって、そこにかかる労力は逐次的に書くことの無限増殖的な連鎖性を滞らせるものになる」このあたりに日記を公開することの難しさがある。私は逐次的にも書いていないし、この場で尊さを伝えようとも思っていないからなんだかへんな話なんだけど、よくわかる。

「ナイフ投げ師」収録の、「パラダイス・パーク」、これかなり好きかも。人間の欲望とは……みたいな話にまとまると面白くないんだけど、ミニチュアを用意する、とか、遊園地の進化の仕方が地下へ向かっていく、上下の建物の具体性が好き。A山さんもこういうの好きなんじゃないかと思った。途中、Twitterのクソリプみたいな話してるなーと思ったら結末があんなんだから驚かされてしまった。締め方がノスタルジックでそれもいい。

朝、スーパーマリオRPGのリメイクが出るとしって大いに喜ぶ。おそらく人生ではじめてやったゲームで、コントローラーの操作、というのをドキドキしながらやったのを覚えている。ゲーム内容自体は実はあんまり覚えていなくて、とてつもなく面白かったという感覚を信じている状態。ストーリーラインというよりは、ビジュアルだったり、ワクワクする音楽だったり、登場する小さなオブジェや楽しい会話が好きだった。途中、3Dのグラフィックが、2D初期マリオになる小ネタがあって、あれにすごく感動した覚えがある。特に意味のないおまけ要素だったと思うんだけど、ああいう本筋ではないところが昔から今までずっと大好き。

体調がかなり悪い。明後日友人の結婚式なのだが不安。うーん。夜、うどん半分くらい食べて、安心のためにトイレにいた。我が家はなぜかトイレが少し広いつくりになっていて、快適である。落ち着いてきたから日記を書いている。筋トレがしたいと思う。
野田クリがラジオで、筋トレするとメンタル鍛えられるけど、筋トレするにもメンタルが必要と話していた(この前は「レッドブル飲むための体力をつけるレッドブルほしい」とも言ってた)が、自律神経を整えたいから筋トレしたいのにそもそもがバグっているから筋トレできない今のジレンマに似ていると思う。

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