日記:ドラマ
2月5日(日)
内臓が嫌な感じで眠れないのには慣れている。『中二階』を少し読んで、それから『君たちはしかし再び来い』を読んでいたら、入院の描写が続いて気持ち悪くなってきてしまい、読むのをやめる。
マヂラブのラジオを聞いて目を閉じていたら、夢の中ではうっすらと三四郎のラジオを聞いているような気持ちになっていて、そしてふわっと睡眠から浮上するとマヂラブが話している。ずっと銀狼怪奇ファイルの話をしていて、こういうノリのラジオが好きだと思う。
なんとなく眠気が来るようなラジオは今週いろいろと聴き終わってしまっていたので、ウォーキングデッドの続きを見始めた。多くの人が脱落したといわれるシーズン7で私もかつて脱落していたのだが、もう最終シーズンがくるというのでなんだか懐かしくなって近頃見返していたのだ。一話分くらいみて、またラジオに頼る。英会話のものにしてみた。予想通り眠れた。時事問題を英語で紹介する番組だった。
小説は3枚くらいすすめた。毎日3枚はすすめるのが最近の目標。
NOOKの展示をみにいった。語らいの記憶、というもので、震災からずっと続けられている記憶と記録の展示。ものすごい情報量だった。窓シリーズを読んだり、11歳のシリーズを読んだりした。タクシーの運転手の話が印象的だった。その中に出てきた夜の森、という場所はこの前みた演劇の最後の場面でも出てきた。
震災が起きた時の何もできない感、は私にも覚えがある。絶望というよりは情けないという感覚だった。
防潮堤の話も印象的だった。昔の津波の時に役立ったということが半ば伝説的になっていて、それは実際にはその地域までは津波がきていなかっただけなんだけど、そのおかげもあったのか防潮堤は広くつくられるようになった。しかし311の時はそれを超えてきた。でも防潮堤はあってよかったという。体が流されずにそこで止まったから。
夜は展示に一緒にいった友人と、また他の友人たちと集まっていまさら新年会的なことをした。いろいろ話した。エルピスは面白いが結末に納得がいっていないという友人と、それがいいんだという友人がいて、それがブレードランナー2049の結末がいいか悪いかという話とつなげられていた。私はエルピスみていないからわからないが、ブレードランナーはたしかすごく面白かった印象がある。エルピス、という小惑星の名前(59 elpis)があって、それにあやかって5とか9の馬券を買ったら全然勝てなかったらしい。
今日集まった人たちを含んだコミュニティで、私は緊急事態宣言の間ずっと日記を公開していたのだが、それをずっと読んでいた友人が、あれから日記を書き続けているのだと言っていて、その話は前も聞いたきがするのだけど、まあそれからもまだ続いているのだと知って、嬉しかった。
震災の年に大学に入学した。その時友人はオカモトズのライブを地元でみていたらしい。関西からオカモトズの人たちが帰れなくなっていたらしい。