盲腸の静かな夕べ

文章を投稿します。

記事カテゴリー ▼

日記

8月21日

仕事のデータが届く予定であったので、大体家にいたが、結局届いたのは夜中だった。
午前中に、2番目に近い大きめのスーパーに行って買い出し、帰り際にたこやきを買ってそれを昼ごはんにした。
短い怪談の推敲をガンガンすすめて(予定では22日にやっと終わる)、しかし短編の方は2枚ちょっとくらいしかすすんでいない。怪談の方は400話の並びをどうしようかなと思う。今のところ日付順にしているのだが入れ替えた方がよさそうな気配はしている。

クリームソーダシティという漫画が読みたいのだが、アマゾンで何か買うついでに買いたいなと思っていたり、書店ではみつからなかったりして、手が出せていない。そんでメルカリでも商品名を登録しているのだが(出品された時に通知がくる)、「クリームソーダシティ」で登録すると、ミニカーばかりひっかかる。

夜、インシディアス第2章をみていたら、去年見ていたことに冒頭で気がついた。さすがにまだ記憶は生きていて、びっくり演出のところはすべて覚えていた。みていないインシディアスは序章のほうだろう。
それでもなんだか見たくなっていたので、全部通してみる。恐怖を感じたりすることはなかったけれど面白い。ホラー版バックトゥーザフューチャーだ。インシディアス2の演出で好きなのは、なんでもないようなシーンでボス霊が映り込んでいるところ。あとはエリーズに悲壮感がないのがいい。

ジェームズ・ワン作品みると大体女性が霊に気がつくし霊媒師として機能、動くのは男性、みたいな役割分担が結構できてしまっているような気がするのだが、こういう設定より、「女神の継承」の方がだいぶきついと感じるのだなと思った。「女神の継承」に関しては思いは複雑で、フィクションといえど、あの解像度で土着信仰を描写できるというのがまずすごいし、よく撮れたな〜という感嘆が先に立つのではあるが、土着ものは過去の価値観と切り離せず、女性の肉体に霊は宿り、その肉体こそが不気味なものとして描かれてしまう。性的な禁忌と恐怖が混同されるのは、陳腐で面白くないと感じる。観客が見たいものに応えてやっているというサービス精神、ひいては生きている人間臭さを感じるからだと思う。植物や動物の霊が人間の肉体に宿った時に、ああいうような、「女として壊れた」感じになるのか?というところが疑問だった。だから序盤のリアルさや、窓に映った顔が笑っていたり、遠くに謎に人が立っているというような場面は面白く感じたのだが、後半にいくにつれどんどんうーんと思ってしまった。信仰についてのテーマはおもろい。
女性と霊媒の歴史、みたいなものを知っていかないともうこの手の映画は楽しめないかもしれない。一昨日くらいにやはりというか、鷲谷さんが女神の継承についてツイートしていて、「女が邪魔をする」パターン化は比較的近年のフィクションの傾向なのだと。その辺の話もっと書いてくれないかななんて思う。

カテゴリー